2/29/2012

#14 映画『ファイナル・デス・ゲーム/OPEN GRAVES(原題)』

呪われたボードゲームをプレイした若者たちに不可解な死が襲い掛かるパニックスリラー。マイク・ヴォーゲル、エリザ・ドゥシュク、イーサン・レインズ他。監督アルバロ・デ・アルミニャン。2009年スペイン・アメリカ

アメリカ人の大学生ジェイソン(マイク・ヴォーゲル)はスペイン北西部のリゾート地で友人のトマス(イーサン・レインズ)たちとバカンス満喫中。ある日、骨董品店で"マンバ"という古いボードゲームを見つけ譲り受ける。店主曰く火あぶりにされた魔女の呪いがかかっていて"勝者は願いが1つ叶い、敗者は死の災いを受ける"らしい。フーン、そうなんだとジェイソンはビーチで知り合ったエリカ(エリザ・ドゥシュク)を誘い仲間たちと面白半分にゲームを始める。で、ゲームの最中負けた奴に何かが起きるワケもなくその日は終了。なんだツマンネと拍子抜け。しかし後日、ゲームに負けた順番で仲間が謎の死を遂げていく…。



「ジュマンジ」と「ファイナル・デスティネーション」シリーズを足しました的ストーリーが面白そうな匂いプンプンでした。が中途半端でお粗末な内容でした。要はゲームで負けた順にその結末と同様の死に方をするんだけど、この死ぬシーンがCGショボくて迫力不足。残念です。「崖から転落→動けない→カニに喰われる」とかグッジョブなデッドシチュエーションなんだけど映像のクオリティが低い。もっともっと残虐無残グログロに描いてほしかった。ゲーム自体もサイコロ振ってカード引くの繰り返しで緊張感がない。命を賭けたゲームなんだから参加者たちの緊迫感がもっと出る演出が欲しかった。全体的なチープさは予算的な問題なんだろうけど、ストーリーとアイディアは面白いんからお金かけて作り直して欲しいな~。

映画ファイナル・デス・ゲームの画像