このページのエントリ一覧
5/30/2012

#64 映画『0:34 レイジ34フン/Creep(原題)』

終電に乗り遅れ構内に閉じ込められたネーチャンがキラーに追いかけられるスプラッタースリラー。フランカ・ポテンテ、ショーン・ハリス、ヴァス・ブラックウッド、ジェレミー・シェフィールド他。監督クリストファー・スミス。2005年イギリス・ドイツ

映画0:34 レイジ34フンの画像

ここはロンドン。
ファッション関係のケイト(フランカ・ポテンテ)さんは華やかなギョーカイパーティーを抜け出します。どうやら友人に約束をスッポかされたらしい。
彼女は地下鉄に乗って帰るんだがホームへ着くと次の最終電車までちょいと時間がある。酒も入って疲れもあるワケでケイトさんはついうたた寝してしまうんだな。

で、起きたら終電乗り過ごしたパターンで駅も閉鎖されていて構内に一人閉じ込められてしまったご様子。
トホホとうなだれていると来るハズのない列車がゴゴゴと到着する。不審に思ったがええいと列車に飛び乗るんだが、この列車はケイトさん以外に乗客はおらずただただブキミである。
しかし彼女一人を乗せ発進した列車は途中で急停止してしまう。ナニゴトかと運転席の方へ様子を見に行くと運転手が惨殺されていた。と、その時ケイトさんの後ろから同僚のガイ(ジェレミー・シェフィールド)がヒョコっと現れる。
このガイってのがヘンタイヤク中ストーカー男なんだがケイトさんにいきなり襲いかかるんですわ。したらば突然列車の扉が開いて、キラーの腕がガイをあっという間に線路へ引きずり出した。異常な事態を察知したケイトさんは列車を飛び降り逃げる逃げる逃げる!

5/29/2012

#63 映画『THE JOYUREI 〜女優霊〜/DON'T LOOK UP(原題)』

メンヘラ映画監督がルーマニアのオバケホテルで怪現象に襲われるホラー。中田秀夫監督「女優霊」のハリウッドリメイク。リシャッド・ストゥリック、ヘンリー・トーマス、カルメン・チャップリン他。監督フルーツ・チャン。2010年アメリカ

映画THE JOYUREI 〜女優霊〜の画像

デビュー作のヒットによって一躍有名となった若手映画監督のマーカス(リシャッド・ストゥリック)はその後スランプに陥っていた。というのも彼はたびたび映画のワンシーンのような幻覚を見るクセがあって、デビュー作も幻覚による"ひらめき"が元になっていたのだが長年悩みのタネだった。
そこへ最愛の恋人が病に倒れ彼の精神に追い打ちをかけた。もちろんそんな状態で作った二作目はスベッてしまった。

そんな彼にある日、最後のチャンスと言わんばかりの新作オファーが舞い込んでくる。マーカスは再起をかけ自分の幻覚の元になっている映画のリメイクを撮ろうとスタッフを連れてルーマニアの古びたホテルへ向かう。
この映画ってのが中世ルーマニアでマーティアちゃんという娘が村人に惨殺されたという実話を元に作られた話なんだが、実はこの映画はスタッフの変死によって完成しておらず、お蔵入りの作品だという事を撮影中に知らされる。
そんなハズはない子供の頃に観たんだとマーカスは驚きおののくも撮影を続けることにしたんだが、人影が映り込んだり機材が故障したりと奇妙な現象が次々と起こり始め…。

5/28/2012

#62 映画『プレデターズ/Predators(原題)』

殺しのプロのみなさんがプレデターに拉致られ謎の惑星でハンティングされるSFアクション。「プレデター」シリーズ第3弾。エイドリアン・ブロディ、アリシー・ブラガ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン他。監督ニムロッド・アーントル。2010年アメリカ

映画プレデターズの画像

主人公のロイス(エイドリアン・ブロディ)さんは突如閃光に包まれと思ったら、どこかの上空を落下していた。
なんとかパラシュートを開き着陸するとそこはジャングル。そこへ何人かが同じように落下してくるんだが、ロイス含めみなさんは状況が理解できない。みなさんに共通していることは備兵や軍人や特殊部隊、日本ヤクザに極悪囚人…と殺しのエキスパートってことくらいだ。

で、とりあえずみなさんココはドコだとオロオロ散策を始める。あっちやこっちや歩き回りやっとこさ開けた場所へ着いたんだが、空には無数の衛星がプカプカしてて思わずココ地球ジャナイネ…とみなさんは理解する。気を取り直し再びジャングルを彷徨ってると突然おぞましい奇形猟犬がガォーと襲ってきたんで応戦する。バトル中にどこからか笛の音がしたらば犬たちは引き返していった。笛の主の正体を探ろうと犬の後を追いかけるとそこでついにプレデターとご対面っ。

5/26/2012

#61 映画『ダーク・ウォーター/Dark Water(原題)』

オンボロアパートで幼女オバケが出てくるジメジメホラー。原作鈴木光司「仄暗い水の底から」のハリウッドリメイク。ジェニファー・コネリー、アリエル・ゲイド、ジョン・C・ライリー、ティム・ロス他。監督ウォルター・サレス。2005年アメリカ

映画ダーク・ウォーターの画像

元夫との離婚調停中の主人公ダリア(ジェニファー・コネリー)は最愛の娘セシリア(アリエル・ゲイド)の親権を得るため、家賃の高いマンハッタンから少し離れたルーズベルト島のオンボロアパートへ引っ越した。 ジトジト陰気でブキミな建物に気が進まないながらも、贅沢は出来ないと覚悟を決め新生活を始めるけなげな親子。

で、住み始めてすぐにオカルトな現象に起こるようになった。日ごと大きくなる天井の黒いシミや、いるハズのない上階から聞こえてくる物音。しまいにはセシリアちゃんが見えない“おトモダチ”と話し始めた。「わたしはナターシャよ、遊びましょ」…ゾゾゾ。

5/25/2012

#60 映画『ゴーストシップ/Ghost Ship(原題)』

大金目当てに漂流船に乗り込んだらばオバケに襲われるホラー。ジュリアナ・マルグリーズ、ガブリエル・バーン、ロン・エルダード他。監督スティーヴ・ベック。2002年アメリカ

映画ゴーストシップの画像

海洋サルベージチーム“アークティック・ウォリアー”は船長のマーフィー(ガブリエル・バーン)を筆頭に腕利きを揃えた業界一のスペシャルなチームだ。サルベージっていうのは座礁や乗り捨てられた船を探して、航行可能な状態にして岸まで運ぶことなんだがこれがなかなかの高報酬な仕事である。

で、ある日ベーリング海沖で謎めいた漂流船が発見されたらしく調査を依頼される。さっそくアラスカまでやってきたらば、その船は40年前アメリカへ向けて出航し突如消息を絶ったイタリアの豪華客船アントニア・グラーザ号であることが分かった。

なんでも海洋法だと岸までコイツを持ってけば船の所有権も得られるらしく、サルベージの報酬の他に財宝もゲットだぜと色めき立つ。さっそくクルーたちは朽ち果てた船内に入ると次々に世にも恐ろしい怪奇現象とオバケに襲われる。ひぃぃぃぃ。

5/23/2012

#59 映画『デッドクリフ(DEAD CLIFF)/Vertige(原題)』

ロッククライマーたちが森で山男に襲われるクライミングスリラー。ファニー・バレット、ラファエル・レントレット、ニコラ・ジロー他。監督アベル・フェリー。2009年フランス

ここはクロアチア。携帯も通じない大自然の中を5人の男女(2カップル+オンナの元カレ)がやってきた。目的はロッククライミングだ。さっそく目指す山へ向かうと立ち入り禁止の看板があった。しかし登山上級者のニーチャンがココ登れるゼと断崖絶壁をヒョイと登りだす。仕方なく皆も登り始めるんだが唯一、初心者のニーチャンがいて彼だけは目眩や動悸に襲われながら付いていくだけでも必死だ。で、その後みなさんは吊り橋落下のデッドアクシデントをくらいながらも先へ進むと今度は森の中から山男キラーが現れウガーと襲われる。



前半は断崖絶壁の恐怖で後半はキラーの恐怖。このツープラトンはなかなかのアイディアです。単なる大自然ハプニングスリラーと思って観ると後半は全く展開が変わりますのでそこは好き嫌いがでるかも。でも前半のクライミングシーンは高所恐怖症の人にはトラウマレベルの怖さかも知れませんね。登場人物の5人にはこじれた人間関係があるんだけどそこがまたストーリーにいい味付けをしてて、これがまた面白いです。

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5/20/2012

#58 映画『エミリー・ローズ/The Exorcism of Emily Rose(原題)』

悪魔に取り憑かれ死亡した少女の驚愕の真実とは?な実話法廷サスペンス。ジェニファー・カーペンター、ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン他。監督スコット・デリクソン。2005年アメリカ

しごく普通な女子大生エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)はある日、激しい痙攣を起こした。敬虔なるクリスチャンだったローズ一家は悪魔の仕業だ悪魔に取り憑かれたと思い、ムーア神父(トム・ウィルキンソン)に助けを求める。さっそくムーア神父は悪魔祓いを試みるもあえなく失敗、エミリーは命を落としてしまう。で、ムーア神父は過失致死で起訴されてしまい女性弁護士エリン(ローラ・リニー)にエミリーの身に起こったことを語り始めるのだが…。



今作は1976年にドイツで起きた事件を題材に作られたってことですが、内容はほとんどムーア神父と女弁護士による"悪魔の存在を立証してやる"な法廷劇です。裁判においてやれ悪魔だのやれ取り憑いただのってきっと御法度なんでしょうが、実際にこのコトに焦点を置いて裁判が行われたそうです。まぁホントにこの世に悪魔憑きっていうコトがあるのかないのかロマンなんですけどね。あ、これ一応サスペンスなんでしょうけど"悪魔"なんでオカルトとして扱わせて頂きます。

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5/16/2012

#57 映画『人喰島/Destined to Be Ingested(原題)』

未開の無人島に漂着したらカニバリズム先住民がいてガォーと襲われるサバイバルホラー。アマンダ・コール、スージー・ロレイン、クリス・エイバーズ他。監督ソフィアン・カーン。2008年アメリカ

南太平洋へクルージングバカンスへ出かけた男女4人+船長。酒飲んでガハハと楽しくやっているんだが一向に目的地に着かない。船長に問いつめるとどうやら迷ったらしい。フザケルナと揉めつつ近くに見える島へとりあえず上陸することにする。1組の夫婦が森へ探検へ出ている間にブキミ顔面ペイント原住民がジャジャーンと現れビーチに残っていた2人を瞬殺。沖に残っていた船長はアワワと恐れおののき、そのまま船でエスケープ。森から戻った夫婦は友人らがいないことにタダゴトじゃないと感じ脱出を試みる。



スゴク良く分からない。トンデモ作品です。ストーリーもホラーというより途中からラブロマンス路線に走っちゃって意味不明。原住民に襲われる→一人生き残る→原住民に一目惚れされる→恋に落ちる→妊娠ってこちらの予想をはるかに越える急展開でした。トドメはゾンビの登場…。もはやこの作品は予測不能のサバイバルホラー風ラブロマンスって感じです。

映画人喰島の画像
5/14/2012

#56 映画『オーディション/Hollywood Kills(原題)』

スナッフマニアに捕まった男女がヒーヒー拷問されるスプラッターホラー。ドミニク・キーティング、ハッピー・マイヘニー、マシュー・スコロン他。監督スヴェン・ペープ。2006年アメリカ

脚本家志望のネーチャンの元に、田舎から兄とそのダチが遊びにくる。妹は女優卵のネーチャンとルームシェアしており街へ遊びに行こうとさっそく4人でギョーカイ人御用達のクラブへ繰り出す。したらば、たまたま居合わせた知人メンズから秘密オーディションに行かないか?と誘いを受ける。向かった先は見るからブキミ館で大物俳優が待っていた。4人は大物俳優から渡された飲み物をチアーズと飲んだらば突然意識を失ってしまう。目覚めると4人は別々の部屋で監禁されており恐ろしい拷問が待っていた。ナント大物俳優はスナッフフィルムマニアで4人はその作品の出演者として集められたのだった。ウギャー。



オーディションってタイトルですが三池崇史監督の方ではございません。アメリカの別映画です。で、「ホステル」系ゴアゴアスプラッターを期待したのだけれど遠く及びませんでした。ジャケット写真のまぶた針のシーンは痛そうだったけどホントそれくらい。もっとグロく作って欲しかったかな。ストーリーも中途半端でした。それはそうと変態大物俳優の助手で2人のゴスロリファッションの女の子がいるんだけどあの二人は日本人なのかな、、。一言だけ日本語しゃべったんだよね。でも詳細は謎。

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5/11/2012

#55 映画『セルラー/Cellular(原題)』

拉致監禁されたオンナ教師が壊れた電話を使ってヘルプミー!なサスペンス。キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ジェイソン・ステイサム他。監督デイヴィッド・R・エリス。2004年アメリカ

高校の生物教師のジェシカ(キム・ベイシンガー)は夫と息子と幸せ生活を送っていた。ある日、息子を学校に送り帰宅すると突然男たちが侵入、あっという間に拉致されてしまった。見知らぬ屋根裏部屋に監禁されワケも分からずおおのいていると犯人リーダーのイーサン(ジェイソン・ステイサム)がやってきて部屋にあった電話をハンマーでぶっ壊す。「主人はドコだ?アレを出せ」ジェシカにはそれが何か検討もつかない。イーサンが部屋を去った後、ジェシカは壊された電話のワイヤーを接触させダイアル発信を試みる。で、四苦八苦やっとのことで繋った相手はライアン(クリス・エヴァンス)というイマドキ兄チャンのケータイだった。「監禁されてるのタスケテちょうだい」とライアンに訴えるも「ハハハ、イタズラだろ?ボクは忙しいんだよ」と相手にされない。ダイアル発信でかけている電話だから切られたらジ・エンドなのだ。どうすれば信じてもらえるのよ!キーー!



ストーリーのテンポが早くてハラハラドキドキあっという間だった。最初ライアンはイタズラ電話だと思って相手にしないんだけど(そりゃそうだ)途中からホンモノだと確信してからの孤軍奮闘っぷりがスバラシイ。シリアスな展開だけどたまにユーモアも入っていてそれがおもしろい。ただ、ライアンのスーパーマンっぷりには思わずツッコミたくなる。だってビーチでナンパするようなただの若者なのに頭キレ過ぎでしょ。

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5/10/2012

#54 映画『スペル/Drag Me to Hell(原題)』

OLネーチャンが逆上クレーマージプシーババァに呪いをかけられるホラー。アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、ローナ・レイヴァー他。監督サム・ライミ。2009年アメリカ

銀行で融資担当OLのクリスティン(アリソン・ローマン)は出世話も挙るくらいな真面目社員。そこへ一人のジプシー老婆(ローナ・レイヴァー)がローン支払いの延長を訴えにくる。クリスティンは上司への出世アピールでその融資をキッパリ断ってしまう。したらば老婆がブチ切れるも警備員に取り押さえられ強制退場。しかしその夜、仕事を終え駐車場へ向かうと昼間の老婆が突然ウガァーと襲いかかってきた。しばらくの間もみくちゃするも車外に引きづり出されてしまう。老婆は彼女のコートからボタンを引きちぎりると謎呪文を唱えボタンをクリスティーンに戻すと去っていった。ぽかんとするクリスティーンだがその夜を境に怪現象が起こり始める…。



融資を断られたバァーサンが腹いせにストーカーして呪いまでかけちゃうってお話です。しかしこのバァーサンがえらくキモチ悪い。突然こんなバァーサンが出てきたら誰だってビックリしますよ。あーコワい。んで、ラストのオチだけど安易に読めます。きっと観た人の93%はオチが読めちゃうと思うんでそれを踏まえた上でどうラストに繋げるかをお楽しみ下さい。

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5/09/2012

#53 映画『処刑山 -デッド・スノウ-/Død snø(原題)』

全速力で特攻してくるナチスのゾムビと血シブキ合戦を繰り広げる若者たちin雪山。fromノルウェー。ヴェガール・ホール、ラッシー・ヴァルダル、ヤップ・ベック・ラウセン他。監督トミー・ウィルコラ。2009年ノルウェー

ヤングな男女8人が雪山へバカンスへやってきた。山小屋で酒飲んでワイワイ楽しんでいると仏頂ヅラなオッサンがやってくる。「昔ここはナチス軍がブイブイいわした挙げ句、住民に殺されたいわく付きの土地なんだゼ」なんておっしゃる。すると後日、小屋の中でナチスの財宝を発見。ラッキーと喜んでたらナチス軍のゾムビが現れてウギャーと襲われる。



ゾンビじゃなくてゾムビ。理由は分かりませんが公式表記らしいのでそう書いてます。さて、今作はメチャクチャグログロ描写満載のスプラッターコメディーであります。グチャグチャ内臓ビロロロンなシーン盛り沢山だけど笑って観れると思います。飛び出た腸が命綱に!なんて傑作シーンもあります。笑 若者たちは斧やチェーンソーでゾムビやっつけまくりです。でもでもゾムビと言えど元はナチス兵のハズなのにこんなにあっさり倒されていいんでしょうか。。



映画処刑山 デッドスノウの画像
5/07/2012

#52 映画『バンク・ジョブ/The Bank Job(原題)』

たまたま王室ゴシップを盗んじまった銀行強盗団が政府やブラック組織に狙われるクライムサスペンス。ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズ、サフロン・バロウズ他。監督ロジャー・ドナルドソン。2008年イギリス

ここは1971年のロンドン。テリー・レザー(ジェイソン・ステイサム)は中古車ディーラーを経営してるんだが、経営難で借金取りに脅される毎日。ある日、元カノのマルティーヌ(サフロン・バロウズ)から銀行強盗計画を持ちかけられる。元々小悪党だったテリーだったが銀行強盗クラスの犯罪は初めてだ。さすがに戸惑うが大金の為に承諾することにした。で、仲間を集めてさっそく準備開始。地下トンネルを掘って銀行の貸し金庫に進入するって大胆な計画だが見事成功。現金や宝石、ワインなどたんまりと頂く。わーい。がしかしその中になんとイギリス王室のヤバいゴシップ写真もあったもんだから政府やブラック組織、汚職警察にまで追われるハメに…。



これは面白かった。スリリングな展開がテンポよく進みます。今作は1971年イギリスで実際に起きたウォーキートーキー強盗事件がベースで(ウォーキートーキー=トランシーバー)、要は犯人たちの無線交信が地元のアマチュア無線技師にバレて、声が残っていたにも関わらず事件の4日後にはマスコミから一切報道されなくなっちまったんです。これは"D通告"って言って「国防機密報道禁止令」つまりイギリス政府が機密保持のためにマスコミに報道の差し止めをさせちゃうウルトラCの力技なんですよ。まぁこんなの発動しちゃうくらいだから実際トンデモなゴシップネタが盗まれちゃったんでしょうね。

映画バンク・ジョブの画像

5/06/2012

#51 映画『ミラーズ2/Mirrors 2(原題)』

鏡の中から女オバケが出てきてビックリなホラー。前作「ミラーズ」の続編。ニック・スタール、ステファニー・オノレ、ウィリアム・カット他。監督ヴィクター・ガルシア。2010年アメリカ

自分の運転する車で恋人を死なせてしまったという過去トラウマのあるマックス(ニック・スタール)は以来、引きこもり中。見かねた父が自分が経営してるデパートの夜間警備員の仕事を勧める。はい、わかりました頑張りますとマックスは仕事を始める。夜、見回りしてると鏡の中に女オバケが出てきてビックリ。しかもこのオバケが出てくると鏡の中の幻覚通りにデパートの社員が変死する事件が勃発する。事件とオバケが関係してるんじゃと踏んだマックスはオバケについて調査を開始する。



舞台は前作と同じメイフラワービル。一応、続きってことになってますが別に観てなくても無問題、独立したお話として描かれてます。前作はキーファー・サザーランドa.k.aジャックバウアー主演で話題先行してましたが今作はメインキャストもおらず明らかにスケールダウンしてます。まぁDVDスルーなんでご了承下さい。肝心のストーリーはよくあるお話、可もなく不可もなくです。でもゴアグロシーンはイタタタで充分楽しめますよ。



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5/03/2012

#50 映画『クライモリ/Wrong Turn(原題)』

未開の樹海で奇形カニバリズム3兄弟が若者を襲うトンデモスプラッターホラー。デズモンド・ハリントン、エリザ・ドゥシュク、ケヴィン・ゼガーズ他。監督ロブ・シュミット。2003年アメリカ・ドイツ

アメリカ南部ウェストバージニア州。医学生のクリス(デズモンド・ハリントン)は面接に向かっていたが事故か何かで道が封鎖されていた。仕方なく引き返すと先へ進める山道を発見。こりゃラッキーっとマスタングをかっ飛ばすも一瞬脇見したら目の前に車が止まっていて追突大破してしまう。車の主はニーチャンネーチャン5人組でキャンプに来たんだが車が急にパンクして立ち往生してたという。まわりはうっそうとした樹海で携帯も繋がらない。マリファナカップルをその場に残し電話を探し道を戻り始めることにするんだが、真新しい動物の惨殺死骸や焚き火を見つける。不吉な匂いがプンプンだ。で、車に残ったカップルがコトを済ませマッタリしていると奇形キラーが登場しウギャーとやられる。



田舎、若者、変態キラー、王道パターンの直球ホラーですゴアゴア。キラーは近親相姦だかなんかで生まれた3本指、ノコギリ歯、片目の奇形3兄弟でなかなかブキミだ。ウーとかアーとか言ってるケド喋るシーンはないんで知能が高いのか分からないけど、人間=食べ物っていう思考回路なんだろうね。メイン武器は弓矢でまさに狩人、ハンターっす。最期のオチはなくてもいいかな。

映画クライモリの画像

5/02/2012

#49 映画『ファイナル・デッドサーキット 3D/The Final Destination(原題)』

予知によりサーキット場での死を免れたニーチャンらがやっぱり死の運命に追いかけられる。「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第4弾。ボビー・カンポ、シャンテル・ヴァンサンテン、ミケルティ・ウィリアムソン他。監督デヴィッド・R・エリス。2009年アメリカ

大学生のニック(ボビー・カンポ)は彼女のローリ(シャンテル・ヴァンサンテン)ら友人カップルとサーキット場でレース観戦していた。白熱したレース展開だ。ピット作業中のタイヤ交換やガソリン給油なんぞスピードと確実性が必要とされる。そんな中、一台のマシンがドライバーが刺さったまま発進してしまった。嫌な予感である…。コース内に落ちたドライバーが原因で観客席を巻き込んだ大クラッシュ事故が起こる。…というヴィジョンをニックが見た。あまりのリアルさに予知夢だと確信したニックはローリや友人、他数名と外へ出る。と、レース場ではビジョン通りのド派手なクラッシュが巻き起こる。さぁここから命からがら助かったニックたちに毎度おなじみ死の運命が襲いかかるよー。



今作は待望の3D作品。劇場で観てないのが悔やまれる…。冒頭のCGフルコースのクラッシュシーンはさぞ迫力あったでしょう。吹っ飛ぶタイヤ、放り出されたエンジン、飛び散る肉片、、3Dを意識してこれでもかと観る側に襲いかかってきます。ストーリーはシリーズ通し同じなのでここは割愛。笑 この映画の醍醐味はそう、サバイブした人間のクレイジーな「死に方」につきますので!

PS:シリーズ最新作は以前書いたのでそちらをご覧下さいませ。

映画ファイナル・デッドサーキット 3Dの画像

5/01/2012

#48 映画『ファイナル・デッドコースター/Final Destination 3(原題)』

ジェットコースター落下事故を予知して死を逃れたギャルたちに死の運命がストーキング。「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第3弾。メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ライアン・メリマン、クリス・レムシュ他。監督ジェームズ・ウォン。2006年アメリカ

高校生のウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)はカレシや友人カップルらと卒業イベントで遊園地へ来ていた。みんなで楽しくジェットコースターに乗りこんだらば、コースターの凄まじい脱線事故のヴィジョンを見る。余りの恐ろしさにパニックになったウェンディはご乱心でコースターを降り、数人も後に続いた。その後カレシを乗せたまま発進したコースターだったがヴィジョン通りに脱線事故が起こる。カレシを事故で失いショック状態のウェンディだったが、その後事故を逃れた10名のうち2名のギャルが日サロで焼死してしまう…。



ヒコーキ、ハイウェイときて今回はジェットコースター。スケールダウンしたと思いきや、これまた皆さんグロな死に方をされています。しかもこのジェットコースター、乗る前からタダモノではない雰囲気がプンプン出てます。"Devil's Flight"っちゅー名前なんだけど入り口に大っきなデーモンがいてドスの聞いた声でコースターのアナウンスして「HaHaHaHaー」と高笑いしてるんだけど、実はこの声の主はシリーズお馴染み(死神役?)のトニー・トッドなんですよ。今作は声のみの出演だけどね…。絶命シーンはまっ裸ギャルが日サロで焼かれるとこがオーマイガでした。

映画ファイナル・デッドコースターの画像

#47 映画『デッドコースター/Final Destination 2(原題)』

ハイウェイの玉突き事故を逃れた9人の男女に再び死の運命が襲う。前作「ファイナル・デスティネーション」の続編。A・J・クック、アリ・ラーター、トニー・トッド他。監督デヴィッド・エリス。2003年アメリカ

ドライブ旅行に出かけたキンバリー(A・J・クック)とフレンドたち。一般道からハイウェイへの合流ポイントで待っているとデンジャラスな交通事故の夢を見る。ハッと起きたらば夢の内容と現実が同じであることに気付く。ビビったキンバリーは事故に巻き込まれるのはご免ヨと車を動かし道を封鎖。後続車たちはハイウェイへ入れずクラクション鳴らしまくり。ナニゴトカと後ろの方にいた保安官が様子を見にキンバリーの元へ行ったらば玉突き事故が発生。今回は9人が生き残ったゾ。さてどうなる?



冒頭のハイウェイ事故シーンがグレイト!もはやキモチいいくらいにハードコア。前作は飛行機だったんで事故のシーンは一瞬の爆発でおしまいだったけど、今作は2分強の間楽しませてくれます。ストーリーは前作同様、運良くサバイブした人間が死から逃れようと奮闘するんだけどデストラップが相変わらず細かい。続編ってことだけど今作だけでも充分楽しめます。

PS:ハイウェイシーンの動画があったので宜しければどうぞ→http://www.youtube.com/watchv=HZvvVMeSWcI&feature=related

映画デッドコースターの画像